
パスカル理事長:山本 茉由「私がこの場所を作った理由」
甲南女子高校、関西学院大学卒業。卒業後、ワーキングホリデーを利用してカナダにて就労。帰国後リクルートエージェントに就職。その後、JTBワールドに転職。第二子出産前に退職。男女二児の母ですが子どもはもう成人しています。
私の息子は元気いっぱいの「天才昆虫少年」「恐竜博士」でした。夏の朝は夜明けとともに虫かごを手に走り出し、蝉やトカゲで虫かごをいっぱいに。『お母さん、大好き!』と飛び込んできてくれるまっすぐな子でした。
困っている友達を助け、剣道では東京武道館まで行く頑張り屋。私は「天真爛漫で少しやんちゃな子」だと思っていました。
けれど小学校のある先生が「発達障害ではないか」と言い出した時、私の中で”教育っていったい何だろう”という問いが芽生えました。
と同時に当時聞きなれないその言葉に敏感に反応し、剣道をやめさせて某有名進学塾に無理やり入れ込み、競争中心のスパルタの学習をさせようとしてしまいました。(息子の猛烈な反抗にあい、親子の闘いが始まりました)あの時期、重たい参考書を背負って塾に通っていた息子の姿を思い出すと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになるのです。
結局、専門機関の診断では、その時は「発達障害ではない」「性格と個性」と言われました。
それでも学校や社会という枠にはめられる中で、息子はたくさんの壁にぶつかりました。
大学では留年、就職もうまくいかず自信を失う日もありました。
今は一人で、富山で理系の仕事で頑張っています。
そんな息子を思うと、私はこう思うのです。
「その子のペースを認めてくれる大人がそばに一人でも多くいたなら、もっと違う道もあったかもしれない」
子どもが”枠”に押し込まれるのではなく、のびのびと”自分らしさ”を見つけられる学びの場所を作りたい!
そのような思いが、パスカルを作った背景にあります。数年間にわたる息子との模索の日々を振り返って、子どもたちが正しく知恵を身につけて大人になっていく一助になれば、それほど嬉しく幸せなことはないと思っています。学歴はあって邪魔にはならないけれど、日々の学びから得た知恵に勝るものはないと考えます。
エコール ド パスカルとは
【子どもたちの学校の成績をあげることをコミット】【ほぼ個別指導】【社会全体の問題を考えます】
【先進的なAIとのふれあい】【月一回の野外活動の実施】【SST】【20名限定クラス】
ブレーズ・パスカルはフランスの著名な思想家であると同時に、科学者です。計算機の発明や大気圧の研究
そんなパスカルにあやかって私たちはこの「体験×学習」する学童保育の名前を、パスカルの学校(エコールは学校の意)と名付け、宝塚・逆瀬川に誕生しました。そこには子供たちに物事を深く多角的に考える人になってほしいという思いが込められています。
世の中にはユニークな才能を持った人が多数存在します。その才能を開花させる一役を担うのが私たちのミッションだと捉えています。
勉強嫌いのお子様、いろんなことに気持ちがいって集中できないお子様、発達に特徴があるお子様も大丈夫!
パスカルでは楽しさが学びに変わる独自のカリキュラムを持っています。
子どもたちはいろいろな夢を持っているかもしれませんが、究極は成長するに従って、自分の強みでどのように世界に貢献したいのか、どのような社会問題を解決したいのか、という方向性に向かうと考えます。
子どもたちは自分が重要だと思う課題解決に情熱を注ぐことにやりがいを感じます。その土台作りをパスカルでできたら、と思っています。良いところを伸ばすことで自己肯定感が高まり、ほかのこともできるようになります。
私たちはほぼ個別、あるいはそれにほぼ近い形(一人のお子様に一人のスタッフ、あるいは二人から三人のお子様に一人のスタッフ)で対応します。
子どもをどうサポートできるか、スタッフ同士ディスカッションし、研鑽をしながら、一人一人の子供たちに対して、健全な成長を願い、真の国際人に成長してくれるよう、全力を尽くします。
スタッフ
その他、約15名がスタッフとして控えています。みんなの守備範囲はオールラウ ンドです。アバターができ次第アップしていきます!